学校・園活動紹介39「未来を創る子どもたち」～塩津小学校～

広報ながはまに毎月掲載している学校・園活動紹介「未来を創る子どもたち」です。

　塩津小学校では、PTAと連携し、あいさつ運動を展開しています。毎年引き継がれるキーワードは、「OKSA（オッケーサ）！」。O＝おはよう、K＝こんにちは、S＝さようなら、A＝ありがとうを表しています。あいさつは、元気の源となり、人と人とのコミュケーションが図れ、よりよい人間関係づくりができます。

　本校では、あいさつ、学習、掃除、廊下歩行、靴そろえなどについて、子どもたち自身が「自分や学級の様子」を振り返るようにしています。月のはじめには各学級で取り組むことを話し合い、月末には実践を振り返り、できたことやもっとがんばりたいことを、校長室で代表の児童が話し合い、それぞれの学級で紹介するようにしています。自分たちで決めたルールは『守る』、そして『やりきる』風土ができつつあるところです。

　たてわり活動では、運動会や塩っ子祭りなどの場で、高学年のリーダーシップが見られ、とても頼もしく感じています。この姿が見られるのは、手本となる先輩のすばらしい姿があるからであり、その姿をめざしてがんばることが塩津小学校の伝統となっています。

　自治力とは、『自分たちの生活を向上させるために、学校や学級の問題を明らかにし、みんなの力で活動の方向性やルールを決定し、協力して目標を達成できる力』と定義し、さまざまな教育活動を通してその力を育んでいきたいと考えています。この力は、学力向上の基礎となる大切な力としてとらえています。

　心豊かでたくましい塩っ子。今後も、子どもたちがよさを発揮し、未来の担い手として心豊かに育ってくれることを願っています。